鎌倉雑感
小さな冊子を手にした小学生の一群が、墓地の階段をかけ上がって行く。
朝から泣き出しそうだった空から、とうとう雨が落ち始めた。
雨に打たれて、枯葉と土の匂いが一層強くあたりに立ち込める。
北条政子と源実朝の墓は、源氏山の山腹に広がる寿福寺の裏にあった。
墓はこの地方特有の「やぐら」と呼ばれる岩窟である。
やぐらは、矢倉、矢蔵、屋蔵とも書く。
実朝のやぐらは二坪程の広さだろうか。
奥に五輪塔があり、内部の壁画、天井に彩色のあとが見られる。
唐草のような模様が残り「唐草やぐら」とよばれているとか。
政子の墓は、夫頼朝ではなく、溺愛した息子、実朝の墓と並ぶ。
実朝を将軍位につけるために、血の繋がりさえ拒絶した母性のすさまじさ、執念が二つ並んだやぐらから七百年以上を経た今も、熱く吹き出しているような気がする。
恐るべき、母の執念・・・。
ブログ
組長からの一言 3組吉井さん
組長からの一言 2組内田さん
2組組長の内田です。
前年度まで約10年間函南町消防団第3分団にヒューマンヒルズ区として所属していました。
6月30日に肥田簡易グラウンドで「令和6年度函南町水防訓練」が行われ、町関係者や消防団員ら約200人が参加しました。
私個人としては消防団員として過去の訓練に参しており、今年はヒューマンヒルズ区防災担当として参加することとなりました。
訓練では、土のう作りや積み土のう工法、消防署員による水害時の対応講習、模擬火災中継放水訓練を行い、水防技術を向上させるとともに、関係機関との連携体制の確認をしました。
8月が過ぎ、梅雨のシーズンが終わると台風シーズンへと続きます。
これからの出水期に備え、日頃の準備や有事の際の避難方歩などの再確認をしましょう。
組長からの一言 1組和田さん
一組組長の和田です。2007年以来2度目のお役目ですが、相応に歳をとりキツさを感じています。とは言ってはいられないのが高齢化の現実でしょうか。函南町の新しいコミュニティと言われたヒューマンヒルズも先輩の皆さまのご苦労と歴代自治会役員のご努力、住民の協力で安定した運営のもと、住みやすいコミュニティになっています。サークル活動も複数あり、それぞれ活発な活動を見せています。かくいう私も民生委員時代に高齢者の多い地域の認知症予防にと「脳活麻雀クラブ」を立ち上げ8年目になります。教えてくださる方々の忍耐強さに感謝しながらのサークル運営です。おかげさまで麻雀の知識ゼロだった私もいっぱしの顔をして牌を打ってます。