鎌倉雑感
小さな冊子を手にした小学生の一群が、墓地の階段をかけ上がって行く。
朝から泣き出しそうだった空から、とうとう雨が落ち始めた。
雨に打たれて、枯葉と土の匂いが一層強くあたりに立ち込める。
北条政子と源実朝の墓は、源氏山の山腹に広がる寿福寺の裏にあった。
墓はこの地方特有の「やぐら」と呼ばれる岩窟である。
やぐらは、矢倉、矢蔵、屋蔵とも書く。
実朝のやぐらは二坪程の広さだろうか。
奥に五輪塔があり、内部の壁画、天井に彩色のあとが見られる。
唐草のような模様が残り「唐草やぐら」とよばれているとか。
政子の墓は、夫頼朝ではなく、溺愛した息子、実朝の墓と並ぶ。
実朝を将軍位につけるために、血の繋がりさえ拒絶した母性のすさまじさ、執念が二つ並んだやぐらから七百年以上を経た今も、熱く吹き出しているような気がする。
恐るべき、母の執念・・・。
自主防災会の設置
災害対策基本法による住民の自主協働の精神に基く自発的な防災組織と して、ヒューマンヒルズ函南自治会に自主防災会を設置しています
自主防災会の活動について
自主防災会は、地震等の発生時における情報の収集伝達、初期消火、救 出救護、避難誘導等の応急活動を行う他、目的を達成するため、次の活 動を行います
(1)防災知識の普及に関すること
(2)地震等に対する災害防止に関すること
(3)防災資機材に関すること
(4)防災訓練に関すること
(5)その他目的を達成するために必要なこと
自主防災会の組織
当自治会の2024年度の自主防災組織
