鎌倉雑感
小さな冊子を手にした小学生の一群が、墓地の階段をかけ上がって行く。
朝から泣き出しそうだった空から、とうとう雨が落ち始めた。
雨に打たれて、枯葉と土の匂いが一層強くあたりに立ち込める。
北条政子と源実朝の墓は、源氏山の山腹に広がる寿福寺の裏にあった。
墓はこの地方特有の「やぐら」と呼ばれる岩窟である。
やぐらは、矢倉、矢蔵、屋蔵とも書く。
実朝のやぐらは二坪程の広さだろうか。
奥に五輪塔があり、内部の壁画、天井に彩色のあとが見られる。
唐草のような模様が残り「唐草やぐら」とよばれているとか。
政子の墓は、夫頼朝ではなく、溺愛した息子、実朝の墓と並ぶ。
実朝を将軍位につけるために、血の繋がりさえ拒絶した母性のすさまじさ、執念が二つ並んだやぐらから七百年以上を経た今も、熱く吹き出しているような気がする。
恐るべき、母の執念・・・。
ヒューマンヒルズ函南自治会では次の活動を行っています
1.自治会活動の目的
自治会活動の目的は次とおりです。
(1)互いに助け合いながら健全な自治を確立すること
(2)福祉・文化及び環境保全の向上を目指し、住民の親睦をはかる
(3)安全・安心な生活基盤の確保・維持をはかる
2.自治会活動について
ヒューマンヒルズ函南自治会は次の活動を行っています
1.生活環境の維持と改善
2.自治会の目的達成のための地方公共団体等との折衝
3.会員の親睦を図るための各種催しの企画・開催
4.公共施設等の維持管理
5.自主防災体制の整備および啓蒙
6.必要な地域活動への参加および地域情報の提供
2020年12月6日に消火訓練を実施しました。